いつもお父さん、お母さんの手を握ってくれます
口の管が抜けないようにテープを貼っているのですが、ヒヨコの絵などでかわいくしてくれています。
NICUナースの皆さんからの、こういう心配りが、うれしかったです。テープに絵を描かせてくれ、それを貼ってもらうこともできました。
手をガーゼで縛られているのは少しかわいそうでしたが、大切なチューブを抜いてしまうと大変ですからね。
もちろん、ダッコさせてもらえるのはもう少し後のこと。
この時期はまだオムツ交換も全て看護師さんがしてくれました。肌がまだ弱く、音にも敏感な小さな赤ちゃん。
保育器の扉を開けて手を入れるのですが、その扉の音でさえも赤ちゃんがびっくりしてしまうので、そ〜〜〜っと。
タッチが何よりのプレゼント、です。
小さな赤ちゃんを持って、不安な気持ちになる方もいらっしゃると思いますが、是非、たくさんたくさん、触ってあげて、話しかけてあげてくださいね。
生後まもなく、口腔内母乳滴下(口の中に初乳を滴下する)は行ってくれましたが、成長してくると、綿棒に母乳を浸して、口までもっていくことができます。
それまでは胃まで入れたチューブでの注入で、おっぱいを吸う機会はなかったはずなのに、上手にチュッチュと、吸ってくれます。本能、ですね☆
NICU入院の中の出来事でも、本当にうれしい瞬間です。
小さな赤ちゃんだから、ぐったりと動かない、、なんていうイメージとは大違い。目をパッチリ開けたり、手足をバタバタさせたり、ブリッジのように反り返ったり、手を縛っているガーゼから抜け出したり、体温保持のケースを蹴っ飛ばしたり・・・すごい生命力、ものすごいパワーなのです。
生きる、ってすごい。