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冷凍母乳の作り方〜解凍から使用まで 

小さな赤ちゃんには母乳を冷凍してNICUやGCUに届けてあげることができます。

搾乳したおっぱいは24時間以内に飲ませる場合は冷凍の必要はありません。

冷凍母乳

写真は、母乳をバッグに冷凍保存し、NICUに持っていく時に撮ったものです。

赤ちゃんが入院している時や、飲む力がまだ弱くてお母さんのおっぱいから直接飲めない場合に、冷凍母乳が非常に役に立ちます。また、働くお母さんの強い味方でもありますよね。

24時間以上の保管や、母乳を運搬(というと大げさですが、運ぶ場合)するときには冷凍します。


冷蔵の場合は、滅菌した哺乳瓶。冷凍の場合は市販の母乳パックが便利です。

母乳を注入していたときは、ごく少量だたので、捨てる母乳も多かったです

母乳パックにも 、50ml、80ml、100ml、200mlなど様々な大きさがあります。メーカーやお店にもよるのでしょうが、赤ちゃんの飲む量にあわせて選びましょう。
冷凍母乳パック
↑購入はこちらからもできます。
 (小さな赤ちゃん応援ストア)

冷凍母乳は、一度解凍してしまうと、再度凍らすことはできません。24時間以内に使い切らなければいけません。
病院ならば保管も衛生的に問題なさそうですが、自宅の場合だと、解凍した母乳はすぐに使い切るのがベターでしょう。赤ちゃんが一回に飲む量を小分けにして冷凍するようにしましょう。

冷凍母乳は最大で1ヶ月程度は保存が利くようですが、母乳はその時々の赤ちゃんに必要な栄養分が入っており、日々変化しているので、できるだけ新鮮なうちにあげることを心がけたほうがよさそうです。

急激な解凍は禁物です。湯せんで成分を壊さないようにしましょう。

小さな未熟児でも、母乳育児はもちろん可能です。むしろ未熟児だからこそ、母乳の力が必要なのです。

温めれば良い、というわけではないので、母乳中の成分(タンパク質、免疫物質、ビタミンなど)が壊れないように、電子レンジや、50度以上のお湯をかけての急激な解凍は禁物です。

水や、急いでいる場合は、ぬるま湯の中に冷凍した母乳パックをいれ、ゆっくりと解凍します。その後、人肌になるように温めます。

ちなみに我が家では、温泉卵を作る容器を使用しています。熱も逃げにくいので、重宝しています。

冷凍母乳を使用する際の手順

冷凍母乳パック、搾乳機はこちらのサイトでも購入できます。

母乳パック等のネット通販サイト

1.搾乳 搾乳(手や搾乳機を使って)する前には、しっかりと手を洗いましょう
2.冷凍 母乳パックに小分けにいれ、冷凍します。
3.運搬 断熱シートや発泡スチロールに、保冷剤などを入れて運びます。
4.解凍 電子レンジや、熱いお湯は禁物です。時間はかかりますが、水やぬるま湯で。
5.哺乳 哺乳瓶などに移し、人肌に温めてから赤ちゃんに飲んでもらいます。

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