未熟児
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説明文 |
未熟児(みじゅくじ)とは、早産などで出生時の体重が2500g未満の低出生体重児のことである。
しかし、妊娠高血圧症候群による子宮内発育遅延の場合など、出生体重が小さくても在胎週数が長い場合、出生した児は「未熟」とはいえない。
「未熟」というためには呼吸機能、哺乳能力、神経学的所見など児に備わった生命機能が、胎外での生活に十分適応できるかどうかを評価すべきだからである。
このため、現在は「未熟児」という用語は正式の医学用語としては用いられず、「早産児」「低出生体重児」などと区別してこれらの用語を組み合わせて用いる。
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補足など |
低出生体重児は、その出生体重によりさらに以下のように分類される。
狭義の低出生体重児(Low birth weight infant:LBWI)・・・出生体重2500g未満。 極低出生体重児(Very low birth weight infant:VLBWI)・・・出生体重1500g未満。 超低出生体重児(Extremely low birth weight infant:ELBWI)・・・出生体重1000g未満。 従って低出生体重児の中に極低出生体重児、超低出生体重児、極低出生体重児の中に超低出生体重児を含む。
かつては、極低出生体重児を極小未熟児、超低出生体重児を超未熟児と呼んでいた。
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更新日時 2009/09/22/11:46:04
No.8
記入者 大ちゃんパパ
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